Amazon FSx for Windows File Server
# Amazon FSx for Windows File Server
https://d1.awsstatic.com/webinars/jp/pdf/services/20190319_AWS-Blackbelt-Amazon_FSx_win.pdf
## ファイルストレージの住み分け
- EFS
- Linux Based workloads
- ビジネスアプリケーションレベル
- NFS でアクセスする、高可用性が考慮されたクラウドネイティブな分散ファイルシステム
- FSx for Windows
- Windows based workloads
- ビジネスアプリケーションレベル
- SMBでアクセスする、AD/Windows ACL に対応したWindowsネイティブなファイルサーバのマネージドサービス
- FSx for Lustre
## サービス概要
Windows ネイティブ互換なファイルサーバー
- NTFS
- ネイティブSMB
- AD と Windows ACL
- DFS名前空間、DFSレプリケーション
- 複数のサーバ上に配置されている共有フォルダを論理的に構造化された1つ以上に名前空間にグループ化できる
- FSx for Windowsを二つたてて DFSレプリケーションを構成し、DFS名前空間にアクセスするようにして高可用性構成も可能(Cfnの用意もある)
- DFS名前空間を構築し、ここに複数台のFSx for Windows を接続することで大規模ファイルサーバを構築可能
- エンタープライズに対応
- Windows Update 対応が不要
## ADの設定
AWS Directory Service for Microsoft AD を構築し、既存のActive Directory に対して設定
## その他
- バーストする
- キャッシュによるスループットの向上
- 異なるAZのクライアントからアクセス可能(AZ間のデータ転送料金はかかる)
- リードレプリカを使用したスケールアウトによるoutのパフォーマンス向上
- シャードを使用したスケールアウトによるin out のパフォーマンスの向上
- 定期的な自動バックアップ
- KMSによる暗号化
- 既存ファイルサーバからの移行はROBOCOPY
- VPCセキュリティグループによるアクセス制御
## 雑感
この3回でファイルシステムについて学んだ。基本的にはEFSを使う機会が最もありそうだが、FSx for Windows はどこかで目にする機会があるかもしれない。DFS名前空間とレプリケーションについては知らなかった。この機能を利用することで高可用性のWindows ファイルサーバを構築できる。